整頓された本棚

てにをは が苦手

暑中見舞い

 

気がつけば師走も半分を経過していたので例年通り2017年を振り返ろうと思う
簡単に言ってしまえば今年は変化の年だった 来年も変化の年であることを願う

1月
推しが鳴らしたクラッカーのキラキラを浴びた瞬間かから2017年が始まり、その後4時半頃から7時まで「ロックンロール研修」をした
新年早々、友人の家に財布を忘れ、さらにその友人は旅行へ。
オタクの友人と第四出動したものの会話の9割は「(友人の)推しの白シャツ」についてだった。
年上の友人たちが成人祝いにワインをご馳走してくれたり物をくれたりした
サラダバーに行ったら友人がプチトマトを33個食べた
再履の授業が高校の後輩と被っていたのでレジュメを乞いたら「先輩変わってないですね〜笑」と言われてしまった。反論の余地はない。
推し西川貴教に「昭和の歩行者天国によくいるよね」とイジられていた。尊い
バイトの先輩がダンボールを「セカンドバッグと変わらない」などと言いながら直で持って帰っていた

2月
ライブに行ったら某バンドマンがお兄さんを紹介してくれたのでオタクのテンション感のまま「お兄さんを紹介して頂けたということはこれは求婚ですね、結婚しましょう」と言ったら「絡みにくいからwww」と的確なツッコミを受けた。たしかにそうですよね、と思う
郵便切手の適正な値段を知らぬまま20年間生きてしまった。恥の多い人生。
高校2年の冬からスローペースかつ大切なライブは逃さぬように通っていた○ツメの沼に急降下し始める(オタク3日目の気持ちなのに手元に3年分のデータがある状態は沼を加速させると知る)
労働の対価はしっかり貰わないと嫌なんだな〜〜と当たり前のことに気付く
友人と公園に行き、ブランコに乗ったら子供にバカにされてしまった
推しにバレンタインミョウガキュウリa.k.a本命チョコを渡せたので悔いはない
ステージの上の推しはグッドルッキングガイかつジェントルマンなのに推しの一般男性ともなるとそうもいかないようで、友人に「お前はゴミ収集車か!」と言われてしまった
映画を11本見た。

3月
「言葉が文語的だよね」と言われた、口から出ているのに文語。
「カルテット」のために1週間を過ごしている。2017年で最も好きなドラマはこれですね。
コメダ珈琲店の厚切りパンが本当に美味しいという気付き
親知らずが痛み、人生で初めて痛み止めを飲んだ。
「狐の威を借る虎」
推しがフチなしの丸眼鏡をかけていてあまりの美しさに本人を目の前にしてオタク特有の早口で「世の正義に殴られた気分だ!どうする!格好良い!なぜこれ以上!」などと興奮をそのままぶつけてしまい、「分かった!俺は格好良い!」と言わせてしまった。好きです!!!!!!!!!これを書いている今も思い出し悶絶している。尊い。好きでしかない。尊い。田上良地さんは尊い。尊すぎるので涙が止まらない。
春分前日に2度目の企画ライブを開催した、この気持ちを忘れたくないなと思う
先輩だと思っていた人が同期であることを1年経ってようやく知った
「おい!先輩風吹かしてみろよ!」
この月は映画を11本と連ドラのワンクール分一気見をした。

4月
キャンパスが変わり、移動時間が40分増えた
4月1日の日記から「○辺のかわは可愛いのかわ」が登場、このワードを今後連呼することになるとは誰が想像したであろうか
ストレス性胃腸炎に苦しむことになる
バイトから上がり、同期と帰ろうとしたら「見て、自転車のチェーン焦げたんだよね」と言われる
西武新宿線は相模線の次に好きだなと思った、また乗りたい
気がついたらミ○メのライブのために埼玉まで足を運んでいた
友人と真面目な話をしたが、各自嫌になってしまい「楽しい話しよう」と切り替えた瞬間に国分太一長瀬智也のキスシーンが再生された
人にコーヒーをご馳走になりながらグーグルで国技館を見た
あなたのことはそれほど」にどハマりし、火曜日のために1週間を過ごす。
○ツメのオールナイトライブがとても良かった、友人と新代田まで歩いたのもとても良かった

5月
松重豊の真似が上手いと褒められた
推し(長○川博己)のナレーションが聞けるプラネタリウムに行き、これは明確な沼だと判断した
3度目の企画ライブ、生きていてよかったと思った
映画を見ながら「推しもパパになる日が来るのか...きっと来るよな...推しのお子さんが五体満足で生まれますように、良い子でありますように、パパを悲しませませんように」などとしみじみと祈ってしまった
友人たちと横浜の無銭フェスに行き、ひたすら推しの話をした帰りに降ってきた推しの脱退発表。
推しのご尊顔にカシオペア座があるのを発見したばかりなんですけど...

推しが一歩を踏み出すということ、時期も時期であることを考慮し自らの将来について考え(たつもりで)公務員塾に入った。これを書いている12月現在、なぜ公務員になりたいのか全く分かっていない。が、もう戻れないことだけは確か。


唯一無二の推しである田上良地さんの最後のライブに行った。日焼けしてすっかり茶色になっていたのでエグザイルにでも加入なさるのかと思う。エグザイルのセンター張れるな〜〜格好良いからな〜〜!
鬱状態で行ったため必要以上にテンションが高く、ライブ前にお見かけし、ハイタッチする際「イェェェェェエイwww」としか言えなかった。サンシャイン池崎も引くと思う。
1人で躁鬱状態で浮いてしまうかなと思ったら他の友人も総じてそんな感じで空元気集団の相乗効果でとんでもないことになっていた。泡パーティできる。
「しおり!良地くん明日から一般男性になるよ!結婚届持ってきた?指輪は?」と友人に聞かれ、本当に大きな忘れ物をしてしまったぞ...と青ざめたのはいい思い出。
ちなみにこの日の田上良地さんのおニューのサングラスは開始63秒で振り落とされていた。
最後の最後まで田上良地さんは格好良くて何度も好きを更新してしまった。世界で一番幸せになってほしい一般男性です。


推しの脱退にあたり、各経験者の方々にアドバイスを頂き、たしかになと思ったのは「推しがいなくなって死ぬのは幻想」ということ
なんだかんだピンピン生きているしこれからも生きていくし死ぬ理由がない、しかしながら、推しが一般男性に戻った今も推しを考えない日はないし、推しに踊らされることや、推しの歌を聴くこと、推しの笑顔を見ること、声を聞くこと、それだけではなく今元気なのか、生きているのかすらも知ることなく何年も生きていくことに対する辛さが込み上げてどうしようもなくなるときもある
あ〜〜。会いたいな〜〜。元気かな〜〜
ちなみに、各経験者の方々は「ゴーストを見た」とも言っていた。ゴーストを見る、とは推しがいないステージを見ているはずが、気がつけば推しを見ている、という現象のことを指す。「まるで死んだかのように言いやがって」と思われるかもしれないが、一度推しを失ってみれば分かる。本当に見えるし、見えるとキツい。

6月
終電で帰宅し、ただただ癒されたいときは何をすればいいのか?という問題を解決できずに半年が経過。
部屋にプラネタリウムが欲しい
推しがステージを降りた4日後にミ○メのライブに行ったが、推しがいなくなろうと「○辺のかわは可愛いのかわ」状態であることに何ら変わりはなかった、可愛いのかわ〜〜!!!!
クーリンチェ少年殺人事件を見た。好きとか嫌いとかそんな次元ではなく、素晴らしいものなんだなと思う

「これは僕の子だよ、僕の子供として育てるよ!愛情を持って育てられるから」
「本当にそんなこと考えてるなら頭おかしいよ?」
「でも、お蕎麦は食べるでしょう?」
これは「あなたのことはそれほど」での台詞

多少眠気に襲われても沸けるDVDを流しながら作業をすれば遅くまで起きられるという気付き。
夏至なのに大雨が降ったので夏至大会は来年に持ち越し。
推しが脱退したバンドの新体制ライブを見に行った。
いわゆる「ゴースト」を見てしまい、推しがいた最後のライブの何十倍も泣いてしまった、というか一曲目でギブアップしてしまった。
推しがいなくなったバンドのライブには行くべきではないと知った。どの体験談よりも参考になる可能性があるのでオタク各位は覚えておいてほしい。絶対に行かない方がいい。
翌日も翌々日も別のバンドのライブに行ったが、ライブ後に話が止まらなくなり駅前で話し込んでしまうのはどこのオタクも同じ

7月
バスに乗ることを覚えた。とても快適だと喜んだが、これを書いている今はバスは時間を守らないので極力使いたくないなと心底思っている
バイト先の食堂の常連がバイトの人に恋をし、誕生日のサプライズを仕掛けたものの玉砕した話を聞いた
朝ごはんのトーストにいちごジャムを導入したら生活の質がかなり上がった
春学期試験に向けて勉強を始めたところ、0時から頭が冴え、4時半就寝のリズムが定着してしまった。ちなみに起床〜0時までは頭が働いていないどころか、夏バテと寝不足により体力が低下し、授業に出席する頻度が落ちた。
また、外に出る日は汗をかいて家に帰るので帰宅→間髪入れずに手と顔を洗い→服を脱ぎシャワーを浴び→短パンTシャツでクーラーの効いた部屋の布団にダイブ→寝落ち、という流れが定着した。この一連の動作が幸せでたまらなかった。このために1日を過ごしていたとも言える。
レコードと弾き語りを聴きに鎌倉に行った。横須賀線が面白かった。
友人の誕生日恒例のサプライズが、もはや義務となり各自の重荷になった上にサプライズ故に色々と情報が錯綜し、祝う気持ちよりもサプライズを遂行することに熱心になってしまい「誕生日の形骸化現象」が起きたのでサプライズはもうやめよう、という結論に至った。
今年分のゼミが終了したが、1人を除きゼミ生の顔と名前が一致していない。友人も出来なかった。
友人がストーカーから手作りクッキーを渡されていた。

学校の試験と始まったばかりの公務員試験勉強の両立などハナから考えもしなかったが、「1月の試験ってどうするんだろう...」と考え、蒼ざめる。北朝鮮のミサイルに対し、どう我が身を守るか?と同じくらい途方もない問題のように感じた。
推しの試験監督ができる。

8月
5月最終日にステージを降りた唯一無二の推しTwitterアカウントが消えていることに気付く。
海外留学に行く友人を見送りに空港に行き、その後にディズニーランドに行く、という大学生の夏休みのようなこともできた。
11月から求めていた本棚をとうとう家に迎えることができた。本棚が2棟ある部屋。今年で一番嬉しかった買い物は本棚だと思う。
推しが辞めたバンドから完全に足が遠退いていたところ、そのバンドのメンバーの方に「本当に久しぶりだね」と言われることが立て続いた。「久しぶり」と言われると寂しい気持ちになるんだなあと気付いたので、いつか推しと再会出来たときには「久しぶり」を使わないようにしようと思った。
映画を見て、それについての各種インタビューを沢山見聞きしてから、またその映画を見ると理解が格段に深まり面白さが増すことに気付いた。

9月
丸亀製麺にドハマりする。
夏休みが終わった。夏休みは昼夜逆転により明けゆく空を見ながら就寝、吐き気と遅起きへの罪悪感と共にする昼起床と夜まで続く頭痛の感触で埋め尽くされた。

10月
滝のような雨が降るのを部屋の窓から眺める幸せを噛み締めた
丸亀製麺に飽きてしまった。
推しが脱退したバンドのライブは自らの精神のために2度と行かないと決めたのにもかかわらず、またそのバンドのメンバーが脱退するとのことで見届けに行った。ワンマンライブだったので1時間ほど推しのゴーストを見たり見なかったりしながら棒立ちをすることになった。友人たちに会えたのはとても楽しかった。
ライブ後に友人が推しのホクロを私の顔に臨書してくれた。
別のライブで久々に会った友人がこれまた別現場の友人と同じ職場で働いていると知った。

11月
クリスマス周辺のような三日間を過ごした
オールナイトライブに行って他人の酒を被ったりレコードを聴きに行ったり友人の家に泊まったりした
現実逃避に味をしめて現実に対するやる気が削がれてしまった
久々に眩しさを浴び、肌が透き通る感覚に襲われる日もあった

バイトをする頻度が減り、「お久しぶりです」を言う回数が増えたと同時に「最近何してるの?」「3年生?じゃあ就活か〜〜。何すんの?」と聞かれる機会が増え、それに付随して「公務員」に対する各自の価値観にそれとなく触れることができて面白かった。

12月
将来やりたいことも見つからないまま やりたくないことだけ増えていく日常に辟易する
日々バタバタと過ごしていた割に思い出がない

行きたいと言い続けていた山崎団地に連れて行ってもらい、給水塔を眺めた。今度は身を軽くして行き、歩き回りたいと思う

 

個人的な2017年ベストとしては、

・本

谷崎潤一郎の「卍」、遠藤周作の「沈黙」「白い人 黄色い人」、太宰治の「新 ハムレット三島由紀夫の「殉教」

・映画

「クーリンチェ少年殺人事件」と「散歩する侵略者 (本編・予兆編)」

・ドラマ

「カルテット」と「あなたのことはそれほど

「鬼畜」「女の勲章」

・ライブ

1月8日のROCKER ROOM vol.2と11月2日のblock party

長谷川博己

散歩する侵略者」に伴うメディア露出で散見されるブレスレットと「真夜中」でのグラスの持ち方

・食べ物

ハングリータイガーのハンバーグ、ハリボーのグレープフルーツのグミ

・買い物

本棚

・お出かけ

山崎団地と横須賀線

ではないか

CDについても挙げようと思ったが、ここ半年ほど疲れを感じることが多くなり、低刺激なものを受動的に聴き流すことを好むようになったので「今年はこれ」というものが見当たらない。みんな同率3位、といった感じ。

来年はどうしたい、というよりも早く45歳になって仕事を辞めて高等遊民として家にこもり、教養を深める余生を送りたいなと思います。

来年も優しくしてください。