整頓された本棚

てにをは が苦手

営業日報 上半期


こんな時間、さっさと過ぎてくれればと思う日が多かろうと少なかろうと気が付けば光の速さで1年が過ぎていってしまっている。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、苦痛な時間は思考を遥か向こうに飛ばしてやり過ごそうとしてもチンタラ過ぎてしまう。

 

 

そんなこんなで2018年について。とりあえず上半期分を。

 

 

1月
朝5時から7時くらいまで友人とロックンロールで踊る1月1日。三ヶ日は年末の疲れやら何やらが溜まったのと冬の寒さが相まったので、勉強しなきゃと思いつつひたすらに寝た。隣の銭湯の火災報知器の誤報でたくさんのパトカーや消防車が来たのをベランダから眺めた。塾と大学を行き来する生活。大学の冬試験に多くの時間を割かれ、公務員試験の勉強が滞る。本格的に焦り、浪人を考える。相変わらずドラマに真剣に向き合い、沸き散らかす生活。御社の説明会に行き、顔面最高人事に出会う。顔面最高人事の部下に成るべく、御社を第一志望にさせて頂く。2日間だけバイトをし、7月まで休むことになる。

2月
手術をした猫が退院し、エリザベスカラーを外したら30分も経たないうちに猫が耳から首にかけて搔きむしりすぎて禿げてしまった。視力が悪いもののコンタクトをつけずに裸眼で頑張っていたが、どうにも目が疲れるのでサイバー犯罪者みたいな眼鏡を買った。テスト最終日から親以外の人に会わず、隣駅の塾より遠くに移動しない生活を送っていたので、渋谷まで行ったら貧血になってしまった。人に会った翌日は使い物にならないくらいへばってしまうようになった。生活の娯楽はドラマ「ホリデイ・ラブ」だけ。家でひたすら勉強する生活に飽きを感じ始める。

3月
財政学の神を自称し始める。経済学はボロボロなのに財政学はべらぼうに出来た。無気力に襲われ、勉強が手につかなくなる。模試を受けたら4ヶ月ほど毎日コツコツ取り組んでいた経済学がボロボロで、自らの努力の無為を痛感する。猫とタクシーに乗る。猫が起こしに来てくれるが、結局猫も寝てしまう。ミイラ取りがなんとやら。ニート起こしがなんとやら。海を見ながらおにぎりを食べた。

4月
第一志望の御社の模試を受け、撃沈したがエイプリルフールのブラックジョークとして受け流した。
春学期が始まり、2ヶ月ぶりに学校まで行ったら筋肉痛になった。生活に必要な筋肉さえも失っていたようだ。
やる気は出ないが妙な焦燥感が心の底に常にいて、正気を失っていた。でも、友人と夜通し飲んだり遊んだりして心底楽しい月でもあった。

5月
余裕がなさすぎて5周ほど周って時間を持て余し始める。猫が「美味しい」に反応して走ってくるようになる。某市役所の筆記試験前夜、入る気もない市役所の試験なのにもかかわらず緊張しすぎて我を失う。朝が早いので友人の家に前泊させてもらうが、蚊の襲撃により一睡もできない。もちろん寝ながら試験問題を解いた。試験後に友人とアホみたいに飲んで、試験は最高だなと思う。美味い酒を飲むために試験を受けたい。ドラマ「おっさんずラブ」に劇的にハマり、そのことしか考えられないような生活を送る。自分の人生よりも牧と春田のハッピーエンドを心底願う生活に。この時期のドラマ「あなたには帰る家がある」も本当に素晴らしかった。W不倫ドラマの中でダントツ1位の名試合の可能性がある。茄子田綾子の初動の速さは消防隊員超え。公務員塾の担任(推し)とマンツーマンで面談しながらESを添削してもらう美味しさを知る。推しの世界史講師に質問しに行っては尊さを噛み締めていた高校時代を思い出した。

6月
友人の誕生日を祝う。深夜に豆腐投げを執り行った。第一志望の御社の筆記試験前日も友人の家に前泊させてもらった。ベープを焚いて蚊の襲撃を防いだのに一睡も出来なかった。バイト先の某食堂の推しの民間男性を食事に誘うと決心する本試験開始5時間半前。人生初レベルの焦りを発揮し、試験は玉砕。友人と打ち上げと称してバカみたいに酒を飲んだ。本試験の自己採点をしたところ、一応ボーダーは超えているので受かる可能性はあるものの、解答欄を二つずらした気もして、それだと確実に落ちるよなと冷水を浴びせられたような恐怖と不安を合格発表までの3週間も抱く羽目になる。某市役所の筆記試験を受けたら60問中18問が経済だった。私が経済を捨てたのではなく、経済が私を捨てたのだ、と思い知る。夜に「海を見たいな」と思い、友人を誘い、翌昼に友人と海に行く。友人と砂浜で砂の山を作っていたところ、ナンパと思しき男性2人に「お姉さんたち海入らないの?姉妹?」と聞かれ「腹違いの姉妹です」と返したところ「ええ......いきなり重いよ......」と困惑していて面白かった。公務員塾の推しの担任に面接の練習をしてもらったら、「頼むから面接の途中で飽きて窓とか見ないでね」と言われ、どれほど私が社会に適合できない人間だと思われているかを知る。ちなみにその練習では推しの顔を凝視していたので、飽きて窓を見るなどは決してしていない。