整頓された本棚

てにをは が苦手

営業日報 下半期

2018年下半期の振り返り

7月
公務員試験(筆記)がようやく終わる。一応13ヶ月勉強していたし、なんなら2日連続で試験を受けたので、試験終了時の解放感はそれはもう言葉に出来ないくらいのものだろう、と楽しみにしていたが全く感情が動かなかった。13ヶ月勉強したとはいえ、ダラダラ非効率的な勉強をしていただけだし、第一志望の筆記が終わってからは抜け殻のように過ごしていて、それといった勉強も出来ていなかったので当然であろう。
思えば、中学受験の勉強のために小学4年生から親に勉強を強いられ、そのまま中学に入るも高校3年生までずっと上位◯位(その時によって変動はあったがなかなか面倒な順位を押し付けられていた)に入るためにガリガリ勉強を強いられ、それに応えるべく勉強をしてきたので自分は努力を出来る人間だ、と勘違いしていた。
公務員試験も13ヶ月しっかりと努力できると思い込んでいたが、決してそんなことはなく、努力も才能の一つであり自分にはそれが備わっていないのだと痛感した。
高校時代にガチ恋をしていた世界史講師の誕生日を迎える。卒業して4年目なのに世界史講師関連のツイートをすると、後輩の世界史講師のオタク(ガチ恋なのかは存じ上げない)が未だにイイねをしてきて、まだ闘いは終わっていないぞ、と言われている気分になる。
ゼミには相変わらず友人がいないどころか、接触を絶っているので顔と名前が一致しない人間がほとんどだが、ゼミの後にほぼ毎回友人とカレーを食べに行っていた。
筆記試験が終われば割と暇な毎日を送れるのかと勘違いしていたが、当然のようにエントリーシート作りに追われる。まともに努力出来ないまま受けた筆記試験はありがたいことに全て通過したが、面接で人間性を見られるとなるとなかなか精神的に厳しいものがあった。
後世の人間がドン引きするほどくだらないZINEを作ろうと決める。しかし、それは実現されない。
友人とオールナイトのライブに行き、酒気帯びでそのライブでコラボされていた風船職人による大きな風船で蹴鞠やバレーボールをしたりして楽しかった。朝7時に帰宅し、国際展示場でのライブを見に昼に家を出る。翌日は第二志望の御社の面接なのにもかかわらず。ちなみに、この面接は通過したものの最終面接で人生トップレベルの冷や汗をかきながら滑りに滑り、無様に落ちた。あまりの無様さに帰り道、駅のお手洗いで嘔吐する。この面接は今後何度も夢に出てくることになる。
バイトに復帰したら、この暑さで常連のお客さんに「あけましておめでとう」と言われる。
また、別のバイト中に推しの顔面最高民間男性がご来店し、どうにかこうにか食事に誘うことに成功する。この日から12日間、天国のような心持ちで過ごすことになる。地上で鳴く蝉の命よりかは長い。
「好きを語る。」というイベントに出させてもらった。2017年以降のW不倫ドラマについてプレゼンした。楽しい40分だった。
レコードプレーヤーを買う。今年の1番良かった買い物。
夏バテと面接ラッシュのストレスで痩せる。
顔面最高男性と食事に行く。当時の私はこの食事を「デート」だと解し、舞い上がっていたが今思えば私というオタクが推しである顔面最高男性と無銭で会話させて頂いている、いわば長すぎる特典会だったのではないかと思う。デートだなんてそんな烏滸がましい解釈はしてはならないのだ。とはいえ、この日は会話も弾んだし、所作の美しさを近距離で拝見出来たし心底楽しかった。し、既に約束済みである特典会の次の特典会を相手から持ちかけて頂けた。この日が一年で最も幸せで浮かれ散らかしていたのではないかと思う。
翌日、二日酔いで第一志望の御社の面接へ。軽い面接で有名だったので気を抜いて行ったら圧迫面接かつ、期待に添える回答を出来た自信も皆無だったので落ちたなと確信した。

8月
顔面最高男性と3度目の特典会の場所について協議をしていたところ突如返信が来なくなり、気がつけば2度目の特典会の前日になってしまっていた。
これまで大抵の面接を通過していた私にゴミ山のように送られてくる不採用通知とお祈りメール。
すべて最終面接まで進むが、最終面接で落ちる。
御社からはお祈りメールが来るのに顔面最高男性からは連絡が来ない、という地獄のような4日間を過ごす。なんとか前日に連絡を取ることに成功したが、返信から漂う空気感があからさまに冷たく、もしや2度目の特典会が最終面接なのでは、という予感を抱く。2度目の特典会に行き、脈が完全になくなっているどころか割と嫌われていることを察する。御社が第一志望なんですが......打ち上げられた花火を見ながら、今自分に何が起きているのかを真剣に考える時間ほど虚しい時間はない。
虚しさと悲しさと疑問符を抱えながら帰宅したら某バンドの季節紙が届いていて、その季節紙には推しの寝顔が載っていた。お金を積めば寝顔を見せてくれるバンドマンと、お金を積む機会すらも与えてくれない民間男性。バンドのオタク最高!沼に戻ります!!!!!!!ただいま!!
感触が良すぎた最終面接が落ちる。これで、落ちたと確信したものの中旬まで合否が発表されない第一志望以外全て落ちたことになる。
ここら辺から静かに狂い始める。唇の端が切れる。
静かに狂いながらバイトに行き、数時間立っていると貧血に襲われるようになる。休職中にかなり筋肉と体力を失っているため、その後バイト中に何度も貧血に襲われ、記憶がないまま規定の時間まで働くことになる。お金を稼ぐためにバイトをするのに何をしているのか分からなくなり、叫びだしそうになるのもこの時期。
友人と台湾映画を見たりかき氷を食べたり、夏目漱石にハマったり、宇宙会議に参加させて頂いたりもする。
いよいよ将来への不安が爆発し、バイト先の社員の方にすがる。
恋愛も就活もまともに出来ず、人生お先真っ暗だなと思っていたところ第一志望の御社の面接の合格通知が来る。オタクと納涼会をしたり、御社の最終面接を3日間受け友達を作ったり、内々定を貰ったりと心底楽しい時間を過ごす。静かに壊れたり狂ったりしたが、周りの人が色々なアドバイスをしてくれたり、色々な価値観に触れることができて何だかんだ就活も楽しかったんだと思う。

9月
労働の仕方を完全に忘れていることに気付く。また、試験勉強中に無意識下で増幅させていた神経質が暴れだすようにもなる。
親知らずを抜いた。とても痛いので2度と抜きたくない。
久々に会った人に「しおりちゃん長谷川博己関係のツイートしかしなくなったから生きてるか心配だった」と言われる。推しの同期には、普段パンクを聴く人間だと思われていた。
お酒を飲むときにご飯を食べすぎると気持ち悪くなるようになる。この月はたくさんの友人に会えて面白かった。

10月
朝ドラ「まんぷく」の放送が開始される。週6日長谷川博己を拝める生活......
顔面最高男性による来店拒否・インスタFF解除を喰らったり、他の人間から日常的に嫌悪感をぶつけられるようになり、人間に嫌われるとなかなか心が痛むんだなあと学ぶ。
しかし、それ以外は友人と飲んだり遊んだり、1人で酒を飲んだり、好きな映画を見たり本を読んだりライブに行ったりして割と充実していた。
今思えば、当時の悩みなど人に嫌われて辛いくらいしかなくて、内定が一つもない状態で将来の不安を抱えて右往左往していた8月に比べれば遥かに楽な生活だったよなと。
大学時代に撮った写真をまとめた写真集を作る。

11月
研修→懇親会→同期だけの飲み会→下北の駅のトイレで着替えてオールナイトライブというターンをこなし、社会人になれるかもしれないという自信を得る。
ディズニーシーに行ったり、友人の誕生日を祝って焼肉を食べたり、デザフェスに出展したり友人とカレーを食べたり酒を飲んだりレコードを聴きに行ったりと、楽しいことばかりした。
大学一年生の冬にようやく焼肉を食べるようになったのでこの焼肉が自発的に焼肉を食べるデビュー日となる。
5時半起きでバイトをしに行く日が何日が続く。
完全な夜型で、放っておくと朝5時に寝たりする私でも5時半に起きて労働することができると分かり、少し嬉しかった。痩せるかと思ったら決してそんなことはなかった。
同じ生年月日の人間の性格が自分と同じすぎて引いてしまう。自分と話している気分になる。

12月
一体何が起きたんだ、と聞きたくなるほど友人に会う。割とバイトもしていた。
久々に「しおりんってそれと言って仲良い人いないよね」と言われる。前に入っていたサークルでも言われていたし、たしかにバイトでもそれと言って仲良い人はいないなという自覚はある。
言われた時は少し寂しさを抱くと同時に、自分はこの先ずっと友人ができないのではないかと不安に思ったがよくよく考えれば、それ以外のコミュニティに胸を張って友人だと言える人間もいて、何か素敵なものを見たり、美味しいものを食べたり、辛いことがあったりした時に連絡したい人がいたりして、ああこんな自分にも友人がいるんだなと気付くことができた。ありがとう、君がどんな目的で私に「それと言って仲良い人がいないよね」と言ったか知らないが君のおかげで友人の存在とありがたさを再確認することができました。

試験勉強中は読書が出来ず、2018年は7月から読書を再開したのだが、なんだかんだ20冊読むことができた。

2019年は環境がガラッと変わるので、それに適応しつつ生活の質は落とさず、たくさん本を読んで、たくさん遊びたいと思います。倉敷と仙台に遊びに行ってみたいと思います。